平成18年 総務企画委員会 (2006.03.22)

平成十八年度機構改革


◯日野喜美男委員長
 次に、報告事項に入ります。「平成十八年度機構改革について」、執行部の説明を求めます。河野人事課長。

◯河野人事課長 それでは、平成十八年度機構改革につきまして、主なものを御説明申し上げます。総務部の委員会報告事項資料の一ページをお願いいたします。
 まず、保健福祉部の課の再編についてでございます。今後の重点課題である少子化対策、子育て支援への施策を総合的、効果的に推進するため、現在、企画と児童家庭課で行っているこれらの業務を一元化いたしまして、子育て支援課を設置いたします。なお、企画課が所管していた部の総合企画調整に関する事務は、主管課である保健福祉課に移管し、主管課の機能強化を図ってまいります。
 次に、ねんりんピック室の廃止につきましては、祭典が昨年十一月に終了したことから、今回廃止するものでございます。
 次に、商工部につきましては、企業立地課に自動車産業振興室を設置いたします。これは、自動車産業関連企業の誘致や、基盤整備の促進とあわせまして、地場企業の参入促進に向けた各種の施策を総合的に推進するため、企業立地課に課内室として、自動車産業振興室を設置するものです。また、この自動車産業拠点化を進めていくためには、部を超えた全庁横断的な取り組みが必要ですので、自動車産業拠点推進本部を置きまして、プロジェクトによる推進体制を立ち上げる予定でございます。
 二ページをお願いいたします。
 次に、土木部でございますが、新北九州空港連絡道路建設室、それから、現場での新北九州空港連絡道路建設事務所を設置しておりましたけれども、三月に新北九州空港が開港いたしましたので、今回廃止するものでございます。
 最後に大学ですが、平成十八年度から県立三大学が公立大学法人となりますことから、県の組織としましては廃止するものでございます。なお、実施時期につきましては、いずれもことし四月一日実施予定でございます。
 以上でございます。

◯日野喜美男委員長
 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。原竹委員。

◯原竹岩海委員
 一ページの方の商工部でございますけれども、企業立地課でございますが、三月十九日の新聞の報道で、きょうの発表の前に、詳細について全部掲載されて、これには自分たちが所管となっております企画振興の方のスタッフにも既に入っておられるということでございますが、きょうの委員会への報告と、この新聞の機構改革、これは今回の自動車産業構想の中の大きな目玉だと思うんですね。これが新聞にぼんと出てるということについて、ちょっと経過を伺いたいと思います。


◯日野喜美男委員長
 河野人事課長。

◯河野人事課長
 総務部人事課といたしましては、きょう報告いたしましたこの内容につきましては、委員長とか、関係の方に御説明しておりますけども、前回出ました新聞記事ですね、これを超えたかなり具体的なことまで出たみたいですけれども、これにつきまして、どのところでそういったことが取材されたのか、人事課といたしましては承知しておりませんけれども。

◯原竹岩海委員
 承知する、しないのお話ではなくて、今回の本会議でもそうでございますけれども、代表質問とか、一般質問等で、予特でもそうでございますけれども、集中的に審査をなされたところでありまして、この辺で審査の中で明快になっていないことが新聞の報道で明快になってしまったということでございますけども、この県議会と行政は両輪であるということだろうと思いますが、その辺についての解釈をもう一回お願い申し上げたいと思います。


◯河野人事課長
 県政の運営を円滑に進めていく上で、今委員おっしゃいましたように、両輪、いわゆる執行部と議会両輪ということにつきましては、おっしゃるとおりでございまして、そのとおりでございます。したがいまして、そういった情報につきましても、今後十分気をつけながら、留意しながら取り扱ってまいりたいと思っております。

◯日野喜美男委員長
 よろしいですか。

◯原竹岩海委員
 ありがとうございます。今後は、所管の委員会等、審査の中でも、委員の方はすばらしい質問をされておりました。こういった中で、明快に、新聞にではなくて、明快に委員の方のこういった質問に対しても、誠意ある御回答を今後ともよろしくお願い申し上げまして終わります。


◯日野喜美男委員長
 ほかにございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕

◯日野喜美男委員長
 ないようですので、以上で報告事項を終わります。
 次に、その他として何かございませんか。原竹委員。

◯原竹岩海委員
 一点だけございます。確認でございますけれども、平成十八年度福岡県当初予算のポイントという、こういうとじたファイルをいただいておりますけれども、前年度に関しましては、参考でございますけれども、県債残高のところが、しっかりと報告をなされておりましたが、今回はこういったことは掲載なされてないということでございますが、その辺の解釈なり、運用の仕方の方向性について確認をいたしたいと思います。


◯日野喜美男委員長
 瀬脇財政課長。

◯瀬脇財政課長
 ポイントの資料でございますけれども、特に県債残高、あるいは三基金の残高につきましては、例年二月議会でいろいろ補正をまたお願いしておるわけでございます。当初提案時点におきましてはまだ二月議会の補正内容というのは、お諮りをしていない、当然公にもしていないわけでございますけれども、その後、当初予算提案時点でお示しした県債残高なりの数字が二月議会、二月の補正予算を踏まえた形で、またいろいろと変わってまいります。そういった点もございまして、今回、若干いろいろ誤解を与えるような点もあろうかと思いまして、その部分については、あえて表示をさせていただかなかったということでございます。

◯原竹岩海委員
 確認でございますけれども、次年度から、この当初予算のポイントというのは、県債残高は、掲載をされるという解釈でいいですか。今年度やっていないけれども。


◯瀬脇財政課長
 それぞれ毎年、その年その年の予算の状況、あるいは積極的にアピールしたい点等を踏まえて、このポイントの資料というのは私どもで作成しているわけでございますけれども、今、原竹委員からそういった御要望と受けとめさせていただこうかと思いますけれども、そういったお話がございましたんで、そういった点も踏まえて十九年度、そういうことになろうかと思いますけども、ここにポイントの資料の作成に当たらせていただきたいと思っております。

◯原竹岩海委員
 終わります。