福岡県議会議員 原竹岩海 県政報告 Web拡大版 第32号

いのちの水を守る 産廃連 第15回総会開催

平成26年6月29日 第15回 県営山神ダム上流域産業廃棄物処理場対策連絡協議会(略称産廃連)総会が会場満員のもと開催されました。
産廃連会長 原竹岩海

 平成26年6月29日、筑紫野市にある福岡共同公文書館の大会議室において、第15回県営山神ダム上流域産業廃棄物処理場対策連絡協議会(略称産廃連)総会が会場満員のもと井上剛士副事務局長(産廃議連)の司会により開催されました。
 林田正義則会長(筑紫野市区長会会長)から、開会宣言が発せられ、原竹岩梅会長(福岡県議会議員)から、産廃連設立の経過やこれまでの取組み、今後の活動等について挨拶がありました。総会には、濱地雅一衆議院議員、原田義昭衆議院議員(代理)、井上保廣太宰府市長、藤田陽三筑紫野市長(代理)、井上忠敏福岡県議会議員(小郡市選出)、平井一三福岡県議会議員(筑紫野市選出)、鹿島康生筑紫野市議会議長、橋本健太宰府市議会議長をはじめ、関係担当行政の皆様にこ出席頂きまして心暖まるご挨拶を賜りました。
 議事では、中川康隆車務局長(産廃議連)から活動報告と活動方針、宮原智美会計(産廃議連)から会計報告と次年度予算の提案がなされ、全議案が承認されました。
 最後に、総会決議がなされ、大石泰則会長(産廃議連)から閉会宣言がなされました。
 第二部として、辻本美恵子副専務局長(産廃議連)を中心に産廃についての勉強会を実施しました。
 

西日本新聞 2014/06/30 朝刊 掲載記事より

西日本新聞
2014年6月30日(月曜日)

「問題解決 市・県と連携」
山神ダム上流域産廃場対策協
筑紫野市で総会、120人参加
 筑紫野市の県営山神ダム上流域にある産業廃棄物処理場の環境問題に取り組む「県営山神ダム上流域産業廃棄物処理場対策連絡協議会」(会長・原竹岩海県議、市区長会など36団体)の定期総会が29日、同市であった。
 約120人が参加。「市・県と連携し、問題解決にまい進する」などとする総会決議を採択した。
 同処理場では1999年、硫化水素中毒により作業員3人が死亡。県は業者に違法廃棄物撤去の改善命令を出し、2005年までに事業許可を取り消した。
 同協議会は08年、処理場に残る違法廃棄物から有害物質が垂れ流されているとして、業者と県を相手取り、国の公害等調整委員会に裁定を申請。同委員会は12年、「『被害』が認められない」として申請を却下した上で「将来的に問題が生じる可能性も否定できない」とし、県に「検査を継続し、住民に不安を与えることがないよう対処されることを望む」と付言した。
 総会決議では、同委員会の「付言」を活動の「よりどころ」とし、違法廃棄物撤去の改善命令履行などを目標として掲げ、「付言を県に順守させる」とした。

※詳細は「写真で見る活動報告:いのちの水を守る「産廃連」 第15回総会」もどうぞご参照ください。

Haratake Iwami Assembly Reports No.32 Summer 2014 - Web Extended.