「本河川改修」に関する問題に関して、私は、「平成15年9月議会」と、「平成22年2月議会の本会議」で、当時の知事に対して、厳しく具体的に追及すると共に、早急に「抜本的問題解決」をされるよう強く要請をして参りました。 この二日市中心街の様な密集した市街地で「公共事業計画」を実施することは「河川改修事業」に関係する地権者の理解と協力がなければ、いくら「素晴らしい事業計画」であっても、実施することは難しいと一定の理解が出来るところでもあるが、知事は「県民幸福度日本ごを公約として県政を運営されているので、この度の豪雨で被災された二日市の方々の明日の幸福が、一日も早く実現されることを期待するものだ蔽るとの思いから私は知事に県議会で三度(みたび)、次の4点について質問致しました。
1点目 現在、県でtこの二日面地区の河川 改修に取組んでいると承知じてるが、 今日まで、どのような取組がなされてきたのか。
2点目 現在、県は具体的にどのような災害 対策をされているのか。
3点目 今回の浸水被害を受けて、県として どの様に河川改修事業計画を進めてい かれるのか具体的に伺いたい。
4点目 「本改修事業」を具体的に進捗させ るためには、地元の協力が、「不可欠」 と考えるが知事のご所見を問う。
本浸水被害による商店街等の対応について、質問した。
(1)今回の豪雨により被害を受けられた 西鉄通り商店街を中心とする商店街 等の被害状況について、被害件数と その内容、被害額を具体的に伺う。
(2)本商店街等、被災された皆様への専業に関する復旧・復興に向けて・県ではどのような対応をされているのか。
河川改修では、まず下流の流下能力を確保することが必要で、この地区の河川改修に先立ち、本川であります三笠川の河川改修事業を進め、平成20年度にこれを完成させました。その後、地元の一ご協力を得まして平成24年度から高尾川・鷲田川の河川改修事業に着手して、重点的に事業に取り組んでまいりました。
具体的には、現在高尾州・鷲田川の合流点付近におきまして、洪水を円滑に流すための河道バイパスエ事を含め、河川改修を実施することといたしており、これまで13件の家屋の移転をする事業を進めるとともに、河川の拡幅エ事を実施してきたところであります。今後の事業計画の進め方でございますけれども、県といたしましては、「今回の浸水被害を踏まえまして、この専業を前倒しする必要がある」と、考えております。
県では今後緊急に事業が可能となるよう国に対し強
く要請をしてまいります。地元協力については、この高尾川・鷲田川の治水対策専業は、多くの家屋移転を行いながら川を拡幅していく必要がございますから、地元暁紫野市及び住民の方々によります高尾川・鷲田川の改修促進期成会の皆様の御協力も得ながら、1日も早く事業を促進させたいと考えております。
次に、商店街等の被害状況と県の対応でございます筑紫野市の御指摘がありました西鉄通り商店街、中矢通り商店街、本町商店街等におきまして、飲食店や小売店を中心に38店舗におきまして食材や冷蔵庫、商品等に浸水被害が発生いたしました。その被害総額は約一億三千三百万円となっています。県では、地元の筑紫野市商エ会に設置されました緊急相談窓口を通じまして、商店街の皆様の被災状況、またそれぞれの相談内容を把握してまいりました。被災された皆さんがより有利な条件で融資が受けられるようにしたいということで、直ちに国に対し働きかけを行いました。その結果、信用保証協会による一般補償とは別に全額を保証する特別措置を実現することができました。これを活用いたしまして、県の制度融資による低利融資を現在行っているところでございます。今後1日も早く復旧、復興を完了させ、筑紫野市や地元商エ会の皆さんと十分協議しながら商店街の活性化に努めてまいります。